○鈴木(善)委員 久宗経済課長の御答弁もその必要は十分お認めになつておるように承るのでありますが、ただ当局としての資源調整、その他の準備、調査が進行していない。こういう御説明のように承知いたしたのであります、しかしながら前段にお話がありましたように、まだこれらの巻網漁業、以東底びき漁業という許可漁業について、そういうような制度化する段階に至つていない。
ただいま久宗経済課長の説明によりましても、生産力の発展ということは、何も一度にごつそりととり切りでとつてしまえばいいというのではなくて、再生産をという点から考えなければならぬということを申さねましたが、今のような、たとえば沿岸焼漁業にしましても、機船底びきや何かが沖の方で荒しまわつておるというふうな状態のもとでは、生産力の発展、漁業の発展ということは必ず行き詰つてしまう。
なおこれは補償にも関連いたしますので、後の補償の規定と合わせまして久宗経済課長から御説明いたすことにいたします。 次に第六章の漁業調整委員会及び中央漁業調整審議会の御説明をいたします。
主としてやつておりますのは久宗経済課長及び矢野事務官、これが担当になつております。